とやま庄川峡殺人事件 1970 -
概要概要:全国各地の警察署を渡り歩きワンポイントリリーフの警察署長を務めている風間昭平(北大路欣也)。新たな赴任先・西富山署の周辺でしばらく観光を満喫していたが、庄川峡に佇む一軒宿・大牧温泉に向かうと、水面に人が浮かんでいるとの騒ぎが。発見された遺体は東条絵里(桜木梨奈)。どこかで殺害されたのち庄川に遺棄されたようだが、現場に駆け付けた刑事や旅館の大女将・上宮千代子(名取裕子)に妙な緊張感が漂う。実は、絵里は3年前、管轄内の神社で刺殺された大貫正弘(相島一之)の第一発見者であり、遭遇した犯人と思われる男性が千代子の夫で彫刻師の正樹(高橋和也)だと証言した人物だったのだ。だが正樹は取調べ中に帰らぬ人に…。 疑いの目は千代子に向けられるが、断定は時期尚早だと訴える風間。実は2人が顔見知りだと知り不信感を露わにする刑事部長・葛城(渡辺大)に、風間は千代子の身に起きた20年前の悲劇を打ち明ける――
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